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ImmichをUbuntuにインストールする方法【2025年最新版】

セルフホスト型写真・動画管理アプリImmichをUbuntuサーバーにDocker Composeでインストールする手順を解説。

Immich Ubuntu インストール Docker Compose セルフホスト 写真管理 動画管理 バックアップ プライベートクラウド


Immichを選んだ理由

Google Photosが良かったが、画像・動画がかなり増えていき、プランを移行しないといけないが、さすがに月1000円は払えない。
Googleログイン情報流出する事件もあり、Googleだけに頼り切っていると、アカウント使えない状態になると全て詰んでしまう。 NASも検討したが金額面・使いやすさを考慮すると。個人的には微妙である。それなら、中古PCを購入し設定すると自由度が高いのでImmichを使うことにした。
地図機能が魅力的

Immichとは?

Immichは、Google PhotosやiCloudの代替とし使用できます。
代替として、NASがまず思い当たるが、微妙に使いづらいUIだったりする。 その点ImmichのUIは良く使いやすい。
良いUIをそろえたNASがあれば教えてほしい。

Immichの主な特徴

  • 高性能: 大量の写真・動画を効率的に処理
  • モバイルアプリ: iOS・Android対応のネイティブアプリ
  • 無料・オープンソース: 完全無料で利用可能

ios,androidのアプリがあるのは評価が高い。表示速度も早くストレスなしで、動画・画像を見ることができる。

システム要件

ハードウェア要件

ハードウェア要件は公式だと以下の通りです。

項目最小要件推奨要件
OSUbuntu 20.04以上Ubuntu 22.04 LTS
RAM4GB6GB以上
CPU2コア4コア以上

RAM 4GBで運用しているが特に遅いと思わない。ストレスなく運用できている。
しかし、HDDでの運用は厳しいようで、SSDは必須であると感じる。

環境

  • OS Ubuntu24.04
  • RAM 4G
  • CPU Celeron J4105

immichの構築を始めていく。

事前準備

1. システムの更新

ubuntuの更新を行います。

sudo apt update && sudo apt upgrade -y

2. 必要なパッケージのインストール

sudo apt install -y curl wget git

Dockerのインストール

公式の通りdockerをインストールする。

1. リポジトリ追加

公式通りです。 最新情報は公式ページを参照してください。

# Add Docker's official GPG key:
sudo apt-get update
sudo apt-get install ca-certificates curl
sudo install -m 0755 -d /etc/apt/keyrings
sudo curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg -o /etc/apt/keyrings/docker.asc
sudo chmod a+r /etc/apt/keyrings/docker.asc

# Add the repository to Apt sources:
echo \
  "deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/etc/apt/keyrings/docker.asc] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
  $(. /etc/os-release && echo "${UBUNTU_CODENAME:-$VERSION_CODENAME}") stable" | \
  sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
sudo apt-get update

2. Docker公式リポジトリの追加

# GPGキーの追加
curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg

# リポジトリの追加
echo "deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/usr/share/keyrings/docker-archive-keyring.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu $(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null

3. Docker Engineのインストール

 sudo apt-get install docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-buildx-plugin docker-compose-plugin

4. Dockerサービスの開始と自動起動設定

sudo systemctl start docker
sudo systemctl enable docker

5. ユーザーをdockerグループに追加

rootユーザー以外でもdockerを起動したいのでグループに追加します。

sudo usermod -aG docker yu-za-mei
再ログインが必要

グループ追加後 一度ログアウトして再ログインしてください。

6. Dockerインストールの確認

docker --version
docker compose version

Immichのインストール

1. インストールディレクトリの作成

何処でも可。私は/optに入れています。

mkdir ./immich-app
cd ./immich-app

2. 必要ファイルのダウンロード

Immichに必要なdockerファイルと環境ファイルをダウンロードする。

# docker-compose.ymlのダウンロード
wget -O docker-compose.yml https://github.com/immich-app/immich/releases/latest/download/docker-compose.yml

# 環境設定ファイルのダウンロード
wget -O .env https://github.com/immich-app/immich/releases/latest/download/example.env

3. 環境設定ファイルの編集

nano .env

以下の項目を変更する。
最低パスワードだけ変更すればいいかも?

# 写真・動画の保存場所
UPLOAD_LOCATION=/home/username/immich-library

# データベースファイル。
DB_DATA_LOCATION=/home/username/immich-postgres

# タイムゾーンの設定(日本の場合)
TZ=Asia/Tokyo

# データベースパスワード(強力なパスワードに変更)
DB_PASSWORD=tuyoipassword

Immichの起動

1. コンテナの起動

起動コマンド
docker compose up -d
compose起動できない場合

ymlファイル名変更または、ルートアカウントで起動。

  • ファイル名を docker-compose.ymlからcompose.ymlに変更。
  • rootアカウントで起動してみる。

rootアカウントで起動できているのであればdockerグループ追加ができていないかも。

2. 起動状況の確認

docker compose ps
immich-install-docker-ps

3. ログの確認

# 全体のログを確認
docker compose logs

初期設定

1. Webインターフェースへのアクセス

ブラウザで以下のURLにアクセスします:

http://ipaddress:2283
immich-install-start-up

2. 管理者アカウントの作成

初回アクセス時に管理者アカウントを作成します:

  • メールアドレス: メールアドレス
  • パスワード: パスワード
  • 名前: 管理者の名前
immich-install-start-admin.png

3.ログイン  

先ほどのアカウントでログインします。

immich-install-start-login

4.初期設定

特に気を付ける部分はありません。

immich-install-first-setting1 immich-install-first-setting2
immich-install-first-setting3 immich-install-first-setting4

5.ストレージテンプレート

ファイル構造をきっちりしたいのでテンプレートを設定します。
特にこだわりが無ければここも設定しなくても大丈夫です。

immich-install-storage-template1 immich-install-storage-template2

6.初期画面

ここまで表示されたら構築完了です。 お疲れ様でした。 immich-install-main-screen

外部ライブラリの活用

Immichには「外部ライブラリ」という便利な機能があります。この機能を使用することで、既存の写真・動画を再アップロードすることなく、Immichで管理・表示できるようになります。

外部ライブラリとは?

外部ライブラリ機能は、サーバー上の既存フォルダをImmichに読み込み専用で統合する機能です。以下のような場面で特に有効です:

活用シーン

  • NASからの移行: SynologyやQNAPなどのNASで管理していた写真・動画
  • Nextcloudからの移行: 既存のNextcloudインスタンスの写真フォルダ
  • SAMBAサーバー: ネットワーク共有で管理していたメディアファイル
  • 手動整理済みフォルダ: 年月日やイベント別に整理済みの写真・動画

メリット

  • ストレージ節約: ファイルを複製せずに済む
  • 時間短縮: 大量ファイルの再アップロードが不要
  • 既存構造維持: 元のフォルダ構造を保持したまま利用可能
  • 即座に利用開始: 設定後すぐにImmichで閲覧・検索が可能

外部ライブラリの設定方法

dockerを利用しているdocker上からフォルダーに直接アクセスができないためマウントする必要があります。 compose.ymlのvolumesにマウントするフォルダーを指定します。

compose.yml抜粋
ervices:
  immich-server:
    container_name: immich_server
    image: ghcr.io/immich-app/immich-server:${IMMICH_VERSION:-release}
    # extends:
    #   file: hwaccel.transcoding.yml
    #   service: cpu # set to one of [nvenc, quicksync, rkmpp, vaapi, vaapi-wsl] for accelerated transcoding
    volumes:
      # Do not edit the next line. If you want to change the media storage location on your system, edit the value of UPLOAD_LOCATION in the .env file
      - ${UPLOAD_LOCATION}:/usr/src/app/upload
      - /etc/localtime:/etc/localtime:ro
      - /var/Photos:/photos/:ro
    env_file:

上記の例では サーバ上の/var/Photosのフォルダーをコンテナ/photos/にマウントしています。

  • /var/Photos ホスト(自分のPC)上のパス。実際の写真があるフォルダの場所。
  • /photos コンテナ内でそのフォルダが見える場所。ここにマウントされます。
  • ro 読み取り専用(Read Only)。コンテナからは書き込みできません。

3. Immich管理画面での設定

  1. 1.管理画面にアクセス
immich-install-ex-setting
  1. 2.「外部ライブラリ」セクションに移動
immich-install-ex-nav
  1. 3.新しいライブラリを作成
  2. 4.マウントしたパス(/mnt/external/photos)を指定
immich-install-ex-path
  1. 5.スキャンを開始

この機能により、既存の大量な写真・動画コレクションを効率的にImmichに統合できます。

参考リンク:

まとめ

Immichを導入することで既存の大量な画像、動画をまとめて管理プレビューでき、android,iosでも快適に使用できます。 思ったより使い勝手がいいのでかなり助かっています。
Immichは頻繫に更新、アップデートされているので、バグや互換性、アップデートを注意する必要がある。 あとは、バックアップどうしようか...

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