作成日:2023-02-21 ・更新日:2023-04-25
Google colab、AUTOMATIC1111、Stable Diffusionというものを使います。
3つのものを使うので複雑そうですが、この3つを使うのが一番簡単で確実に流行のAIを使うことができます。
それでもGoogle colab、AUTOMATIC1111を使用したくないという事であれば、stable-diffusion公式のドキュメントを読みpythonバージョン、モジュールバージョンの互換性の確認が必要になります。
余談ですが、AUTOMATIC1111が使えなくなる可能性が浮上しているので、使えなくなった時に私も考えます。(2023年2月20日現時点)
Google colab無料アカウントのWebUI使用を制限したようです。(2023年4月21)
まぁ、AUTOMATIC1111's stable-diffusion-webui という単語が入っていると警告メッセージが表示されているっぽいので、文字を変えるだけ回避はできるようですが、回避したものもありますが、ほぼ黒なので自己責任でお願いします。
Google Colabの代替、もしくはColab Proを使用する事でAUTOMATIC1111で遊べるようになります。
代案として
とりあえず無料枠でするのは厳しくなってしまった。
paperspaceと google driveを利用して無料枠で使う方法もあるようですが...ローカルで動く環境が無いのであれば、月8ドル払う方が良いです。
paperspaceで無料枠で使う方法が書かれています。
その1
その2
stable diffusionが使えるまでの操作の流れとして
全てがウェブで解決するため、PCにインストールする必要はありません、ソフトのインストール先もgoogle colabにインストールされ、終了と同時にファイルは削除されます。
機材を選ばないため、正直スマホでもできます。
まずai学習したデータ(モデル)をダウンロードするために、huggingfaceアカウントを作り、トークンを取得します。
1.アカウントの作成 huggingfaceにアクセスして、アカウントを作成します。
2.e-mailとパスワードを入力 このパスワードは大文字、小文字、数字が含まれる必要があります。 プロフィールを入力して、アカウントを作成します。
3.e-mail認証 先ほど登録した、メールアカウントにメール届くのでURLをクリックします。
4.トークンの生成 ここからモデルをダウンロードするためのトークンを取得します。
nameに何か入れて、Roleはreadに設定します。
これでトークンが生成されたので、後ほどこのトークンを使用するのでコピーします。
automatic1111をgoogle colabで使用する設定をします。
普通のstable diffusionを使うためにはpython.py run start.py --prompts["呪文"]
というようなコマンドを入力しなければなりません。
これを簡単に分かりやすく操作するためにこのautomatic1111というものを使用します。
automatic1111を使う事によってボタンを、ポチポチとするだけでAI画像を生成することができます。
googleがGPUが使用できる環境を提供しているのでそれを利用します。
google colabを使いたくなということであれば、まずGPU RAM 6Gは最低限必要になってきますし、10G RAMが無いとインストール時や、コマンド実行時にRAM制限をする手段を取らなければならないのでかなり複雑になります(python verとかも....)。
ローカルで実行するのであれば、RTX 2060 12GやGTX 1080TiのGPUは欲しいところです。
そのため、google colabを使うことをオススメします。
automatic1111をgoogle colabで使用するために、コードを書いて行かなければいけませんが、それを半自動化してくださっています、今回使わせていただくのは ddPn08さんの公開してくださっているものを使用します。 1.automatic1111をgoogle colabで開く ここにアクセスし、OPEN IN COLABをクリックします。
2.automatic1111をグーグルドライブに保存する
このコードを個人のグーグルドライブにこの保存します。 正常に保存されると次のようにコピーと表示されます。これからはこのコピーを使用していきます。
3.トークンを入力する huggingfaceで取得したトークンをここに入力します。
4.モデルを選択する。
(2023年2月21日現時点)で初めから入力されているダウンロードリンクが間違っているため、model_urlをsd-v1-4.ckptに変更します。
※注意sd-v1-4.ckptは3.7Gありますgoogleドライブの空きに注意ください。
以上で全ての設定が終わりました。
最後にautomatic1111を起動していきます。
基本的には上からボタンを全て押していくだけです。
実行していくとGPUの使用メモリ、グーグルドライブの接続の2回聞かれます。
この二つは許可にしてください。
コードが正常に実行された場合は、一番下にURLが表示されるのでURLをクリックすればstable diffusionを使うことができます。
一度正常に起動するのであれば、1回だけ矢印を押せば大丈夫になります。 それでもドライブのマウントとGPU使用について聞かれるので操作する必要はありますが...
こんなに簡単に、高価な機材をそろえなくても、流行りのAIを使えるなんてとてもすごい時代ですね、AIの進化もすさまじく
stable diffusionとchat GPTにはとてもお世話になっています。
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