BlenderからUE5へモデルエクスポートする時100倍スケール問題や、FBXにしてさらにUE5でインポートしてと厄介な問題が多くありましたが、最近の公式のプラグインですんなりモデルをもって行くことができました。
EpicGamesが公開しているBlenderのプラグインを使用してBlenderからUE5にモデルをインポートします。
今回使用するプラグインSend to Unrealを利用するために少し手間ですがgithubの認証が必須になります。そのためgithubのアカウント、Unreal engineのアカウントが必要になります。
githubの認証が必ず必要なため、githubのアカウントを作成しましょう。
1.githubのアカウントの作成 github公式からアカウントの作成を行います。
2.unrealengineのアカウントページから認証を実行します。
unrealengineアカウントページ にアクセスします。ログインを促された場合ログインをしてください。
3.githubのアカウント認証
ログインが確認出来たら次の画面が表示されます。
アプリとアカウント->アカウント->接続するを押してください。
4.github側の認証確認 規約等読み進めて行き、githubのAuthorize EpicGmaesをクリックします。
5.メールの確認
メールが送られて来ますので、Joinを押すことで認証が完了します。
github認証の詳しくは公式ページからご確認ください。
プラグイン配布は公式gitからダウンロードが可能です。
ソースコードからでもいいですが安定バージョンであるReleasesからzipをダウンロードしましょう。
1.githubページからzipをダウンロードする
zipファイルを解凍してください。
2.解凍したsend2ueフォルダーをblenderのプラグインフォルダーに追加します。
3.アドオンの「Send to Unreal」を有効にします。
Blenderの設定は以上となります。
後はExportというコレクションにモデルを入れてExportするだけです。
Unreal engine 5の設定はpythonを有効にし、バックグランドの状態でも動作する設定をします。
1.Pythonのプラグインを有効にする
2.リモート実行を有効にします
3.バックグランドでの処理により少ないCPUを使用のチェックを外します。
4.この3つの設定を終えた後にUE5を一度再起動をさせます。
以上でUE5の準備が終わりました。
BlenderからUE5にモデルを送ってみます。
送り方はBlenderのExportコレクションにメッシュデータを入れ、Exportボタンを押すとUE5にデータが追加されます。
Exportコレクション
Pipeline->Export->Send to Unrealを実行します。
すると、UE5でスザンヌがインポートされました。
ボーンや、アニメーションのエクスポートもExportコレクションに入れるだけでUE5に追加されます。
追加されない場合はUE5側のモデルを削除すれば大丈夫です。
ボーンの追加
アニメーションの追加
マテリアル、テクスチャーはblenderのシェイダーをプリンシプルBSDFに設定してください。
シェイダーがプリンシプルBSDFでない場合、テクスチャーがUE5側にインポートされません。
ここも同様に追加されない場合は、UE5側でエクスポートするモデルに関連するものを全て一度削除する必要があります。
github認証方法
公式プラグインインストール方法
send to unrealの使い方
最近は公式プラグインが良くなってきてものすごく使いやすくなりました。
githubの認証が必要ですが一度設定すると簡単にUE5に送ることができます。
ボーンやアニメーション、マテリアルのインポートが正常にできない場合、UE5側で関連あるものを全て削除する必要があるので、その部分の仕様は変わって欲しいかな?
質問や、間違いがありましたら、お気軽にどうぞ
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